会の概要

「ハチの像を建てる会」とは

私たちは第二次世界大戦終結から80年を迎える2025年に、ヒョウのハチと兵士(成岡正久さん)の像を高知市のオーテピア敷地内に建立するために結成された市民団体です。

戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えるハチの物語を、後世に永く伝えていくことを目的としています。

会の発足と目的

発足

2025年(令和7年2月2日)

主な目的

  • ヒョウのハチと成岡正久さんの像を高知市オーテピアの敷地内に建立すること
  • ハチの物語を通じて平和教育と戦争の記憶の継承を行うこと
  • 人と動物の絆、命の大切さについて考える機会を提供すること

会長メッセージ

田村 千賀 会長
田村 千賀

ハチとの出会いは、2005年の7月7日でした。

あれから早くも20年が経とうとしています。

2005年~2008年ハチの剥製の修復、2017年にはハチの本が同時に2冊出版され、そして今年2025年にハチの像を建てる会が発足しました。

戦後80年を迎える今年、成岡さんや鯨部隊の仲間の方々とハチの絆の物語は、今こそ私達に大切なメッセージを伝えてくれています。

どんな状況下においても生きる。そして命あるものをその種を超えて愛する。

成岡さんとハチのお話は、時空を超えて強く深く私達の心を打ちます。

今回、副会長の吉岡さんが、「ハチは一人で寂しそうな。ハチは成岡さんと一緒におりたかったはずや。だから、ハチと兵士の像を立てて、このメッセージを後世に伝えていきたい」と話してくれました。 

84年前の2月28日に出会ったハチと成岡さん。戦争に引き裂かれた二人を時を超えて今こそ一緒にしてあげたいと思います。

みなさま、どうかご協力を心からお願い申し上げます。

そして、成岡さんの平和へのメッセージが、力強くこれからもずっとずっと後世に伝わっていくことを心から祈念して、ハチと兵士の像を建てたいと思います。

「私たちの青春時代は戦争で明け暮れた
そして 勝敗が何れであろうと
戦争は人類史上最悪であり
悲劇であることも身を以って体験した
あのいまわしい戦場へ
我が子 我が同胞を送ってはならない」

 成岡正久著『還らざる青春譜』より

ハチの像を建てる会
会長 田村 千賀

役員紹介

田村 千賀
会長
田村 千賀

高知リトルプレイヤーズシアター運営責任者。ハチの修復活動にも尽力。

吉岡 郷継
副会長
吉岡 郷継

彫刻像の共同制作者の一人。

大家 賢三
事務局長
大家 賢三

杉本 恵子
幹事
杉本 恵子

川村 貞夫
幹事
川村 貞夫

会計 宮脇 真理子
監査 寺峰 孜
会員 泉井 史
寺尾 晴邦
大野 良一(彫刻家・新制作協会会員)
寺田 静代
高橋 明子
伴 喜美子
高橋 真弓
協力(資料提供) 白井 真佐子
成岡 俊昌
マスコットキャラクターデザイン 高知追手前高校漫画部 C.K
事務局 大家 賢三
住所:〒780-0901 高知市上町1丁目10-12
TEL:090-1173-1611
吉岡郷継 TEL:090-7576-4457

主な活動内容

ハチと兵士の像の建立プロジェクト

彫刻家 大野 良一(新制作協会会員)
吉岡 郷継
建立予定地 オーテピア敷地内(高知市追手筋2-1-1)
完成予定日 2025年8月17日

募金活動

目標額 500万円
建立予定地 – 像の制作・ブロンズ鋳造費:300万円
– 台座(石材・加工・設置等):100万円
– 事業費(原画展・除幕式・事務費など):100万円

啓発活動

  • ハチの物語を伝えるイベントの開催
  • 「ヒョウのハチ」原画展の企画
  • 教育機関との連携