前進、前進また前進 硝煙と血と汗 長期に渡る作戦警備、明日の命の保証されない大東亜日中戦争。散弾線の花と散れとの過酷な戦場で焚火を囲み祖国の両親、兄弟、愛する人を偲んで秘匿名鯨部隊(236連隊)の兵士が歌った望郷の歌です。

当時の歌詞は南国土佐を後にして、中支に来てから幾年ぞ。月の露営で焚火を囲み、俺も自慢の声張り上げて。国の親父が室戸の沖で鯨釣ったと言う便り、俺も負けずに手柄をたてて♪

鯨部隊兵士が歌っていたこの歌を ハチ君は頭をなでて貰いながらよく聞いていたと思われます。

元南国土佐の歌碑を建てる会会長  臼井浩爾

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