ハチと兵士の像 制作の想い
心通わせる事が出来る筈の人間が戦争をする。
心通わせる事が出来ない筈の猛獣ヒョウと心通わせ、信頼を結んだ兵士が居た。
人は皆、本来心やさしいものである。
しかし戦争は無垢なるヒョウを毒殺した。
この理不尽。
この像は反戦の石文である。
目触りの良い表層の美しさであってはいけない。
ブロンズの頑固な塊となり永劫の平和を願う。
大野良一
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(C)ハチの像を建てる会